アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2012-01-01から1年間の記事一覧

学生に怒る夢

黒っぽい、暗い視界の夢。 学生、夢の中では既知の人物だが、醒めてみると、実在の人では無い。彼は私のところで研究している。私は激しく怒り、彼と言い合いをしている。私は彼を投げ飛ばしたかも知れない。地面の下の方からの(おそらく卑屈な)視線で、私…

駅と変わった電車の夢

前半がうまく思い出せない。 何か交通関係の事故があったらしく、大勢の人たちが誘導されて集合地点(ホテル?)に向かう。そこで、被害者への説明などがあるらしい。私は、別に怪我もしていないし、その集団から離れて歩いて行く。 駅に来る。私鉄の小さな…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#13

前回の続きーSo wie wir beim heranwachsenden Kinde beobachten, wie gewisse Organe, die zuerst mehr undifferenziert hervortreten, differenzierter werden, wie wir wahrnehmen, wie Organe wachsen, so fühlen wir bei einer solchen meditativen Hin…

量子論の復習

量子論の復習。 量子論の存在論を書いた良い本が見付かったのですが、 読み始めたら、 随分忘れていてあやふやなことが多いとわかったので。堅固に思われる物質世界も、 その基礎に遡ると、 神様の手品にすぎないような気持ちになってくる。基礎方程式は導出…

カピタンスズーキの噂

何年ぶりか、 カピタンスズーキの噂を聴くのは。 ともかく珈琲と暖房。 私は男體生物です。 聞こえますか?悪質な男體生物に足が二本生えている。 悪質な男體生物にはベートーヴェンがお似合いだ。 旧型のシャープペンシルでカサコソと詩を書く。 カピタンス…

社會黨は既に社會が一種の有機體なることを解せり

一千八四七年、 マルクスが其友エンゲルスと共に、 有名なる「共産黨宣言書(マニフェスト、オブ、ゼ、コンミュニストパーチー)を發表して、 所謂階級戦争の由来歸趣を詳論して以て萬国勞動者の同盟を呼號してより以来、 社會主義は嚴乎として一個科學的繁…

洞窟が発見される夢

自宅の二階からの視点。 自衛隊のトラックが隣家の庭に到着する。 何ごとだろう。 私は隣家の庭に出ている。 訊ねると、洞窟が見付かったそうだ。 視角から言えば空中になる(私は斜め上方を見ている)が、地中にちょうど人が入れる程度の穴が二つほど空いて…

モデはあまり立派で無いこと、むしろカッコ良くないことが大事なんだと思っています。安易であることが信条だと思っています。誰でも、できる。あんな程度でもいいのか、っていう感じでできれば最高です。そういう風に、気軽に日本中で、小さいアピールが当たり前になればいい。

1:今週号の週刊金曜日、編集後記に、白井さんが今年四回行った脱原発モデについて書いています。字数制限の中でのクールな記述ですが、先日土曜の「東大・谷中・根津・千駄木篇」の報告でもあります。参加者のひとりとして、少し特権的ではありますが、これ…

派遣会社なんて、ピンハネの合法化です。決して許されるべき存在では無いのです。

ロシアの密造酒みたいな甘酒を飲んでおります。今週号の週刊金曜日に、白井さんが編集後記を書いたそうです。脱原発モデの話らしい。楽しみでもあり、職権濫用(笑)かと少し、心配になったりもします。まあ、馬鹿な最底辺の脱原発アクションとして特筆に値…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#12

前回の続きーUnd diese innerliche Entdeckung, sie hat etwas Erschütterndes.そして、この内的な発見には、どこか魂を震撼させるものがある。 Nämlich sie zeigt uns, daß von einem gewissen Punkte des Lebens aus, des inneren Lebens aus, unsere Begr…

今日は風邪で休む

今日も風邪で休む。昨日は満月で、半影月蝕だったのだ。そう言う宇宙の配置と個人的小頂点が重なった。体調を崩すというより、野口晴哉的な意味で、風邪をひいた感じなのだ。ドストエフスキーの「賭博者」が読みたい気がした。小沼文彦訳と米川正夫訳。前者…

夫れ然り革命は天なり、 人力に非ざる也。

夫れ然り革命は天なり、 人力に非ざる也。利導す可き也、 製造す可きに非ざる也。其來たるや人之を如何ともするなく、 其去るや人之を如何ともするなし。而して吾人人類が其進歩發逹を休止せざるを希ふの間は、 之を恐怖し嫌忌すと雖も決して之を避く可から…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#11

前回の続きーDann, wenn man versucht, mit Abstraktion von allem übrigen Erleben streng den ganzen Umfang des Seelischen auf solche Begriffe zu konzentrieren, dann macht man eine innerliche Entdeckung.つまり、このような(限界)概念に対して、…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#10

前回の続きーWas heißt das eigentlich ?さて、これはいったいどう言う意味でしょうか?Es heißt, in sich die innere Disziplin zu begründen, hinschauen zu können, geradeso wie man sonst auf die äußeren Objekte hinschaut, auf das, was man endlich…

昨日のツイートより

armchair anthroposop ‏@longtonelongton 東大で警備会社による脱原発アピール「排除」を経験しました。これは実質的に大学に警察が常駐していることと同じではないのか?http://d.hatena.ne.jp/longtonelongtone/20121125/1353842075 … 警備員がこのように…

行為の正四面体

行為の正四面体。 各頂点に、 独逸語の勉強、 量子論的存在論の勉強、 サキソフォンの練習、 そして、 社會、 を置く。その正四面体が、 人智学を抱え込んでいる。その正四面体が、 ぐるぐる回っていて、 そこからときおり詩が飛び出してくる。そんな生活を…

東大で警備会社による脱原発アピール「排除」を経験しました。これは実質的に大学に警察が常駐していることと同じではないのか?

【メモ】連休中日の昨日の午後、11/24(土)に、本郷東大キャンパス内で、脱原発プラカードを胸と背中に付け、ハンドマイクで原発反対、再稼働反対、と叫び、又、短い演説もしました。われわれは、四名でした。赤門から入って、最終的に弥生門から抜けたわけ…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#9

前回の続きーNicht in einem Hinbrüten besteht dasjenige, was ich hier meine, sondern es besteht darin, daß alles zu Rate gezogen wird im Innern unserer Seele, was zu diesen Begriffen geführt hat, daß wir versuchen, mit diesen Begriffen medi…

今の経済制度の下に於ては、 財貨、 人類を支配せり、 社會主義の社會に在ては、 實に人類をして財貨を支配せしめんと要す

然り、封建の時に於ては人類、 人類を支配したりき、 今の経済制度の下に於ては、 財貨、 人類を支配せり、 社會主義の社會に在ては、 實に人類をして財貨を支配せしめんと要す、 人類全體をして萬物の主たらしめんと要す。 豈に奴隷の制ならんや、 豈に個人…

然れども此等競争を必要とせし時代は既に過ぎ去れり

然れども此等競争を必要とせし時代は既に過ぎ去れり。 今や自由競争は果たして何事を意味する乎、 唯だ少数の横暴に非ずや、 多数人類の苦痛に非ずや、 貧富の懸隔に非ずや、 不断の恐慌に非ずや、 財界の無政府に非ずや。 是れ實に社會の進化に益なきのみな…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#8

前回の続きーUnd man bleibt, wenn man innerhalb der gewöhnlichen Wissenschaft stehen will, durchaus eben vor diesen Grenzpfeilern stehen.そして通常の自然科学の領域内にとどまる限り、まさしく、われわれは、この限界を示す支柱の前に止まり続ける…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#7

前回の続きーIch erwähne hier nur solche Grenzbegriffe, gleichgültig ob man sie nun auffaßt als bloße Funktionen oder als Realitäten, Grenzbegriffe wie Atom, Materie, und so weiter.ここで言う限界的概念とは、それらが単なる機能として、あるい…

明るい冬の午後を祝す

詩は 八千の妹と 八千の弟と 八千の乳房と 八千の骸骨から成り立つ明るい冬の午後 カルマが成就し言葉が地面から生えてくる あらゆる死体の上に 言葉が巡らす菌糸を愛でよ 言葉は 明るい冬の午後 老人に刈り残された茸である八千の樹木が私の死骸の上に生え…

BC級戦犯の手記を読む。戦後日本に生まれた独特の平和非戦主義がその積極性を未だ発揮できていないことについて。

今、なぜかBC級戦犯の手記を読んでいるのですが、やはり戦争の本質は戦争に負けてみて初めてわかるようです。・・・私の筆は重くなりがちだ。私が罪を抱いているからだ。あの青年(筆者が銃殺に関与した米人捕虜)が、そしてその他の認別もつかぬ多数の人間…

携帯電話が機能しない夢

兄の家の前。 リアリズムではなく、幾何学的な、今風の芝居のセットか、書き割りのような感じ。 その簡易化された芝居のセットのような、住宅街の角に、気がつくと、やくざが見張っている。 一人目は顔でやくざだと分かる。 はっと思った次の瞬間、兄の家を…

ウルトラQ「東京氷河期」vs 「レッドバロン」

映画「レッドバロン」、DVDで見る。第一次世界大戦、ドイツ軍撃墜王の話。戦争の扱いがロマンチックすぎるかも知れないが、シュタイナーは当時の戦死者たちに、講演でくり返し言及していて、この時代には興味が尽きません。空中戦はCGじゃなく円谷プロ…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#6

前回の続きーAber dann, wenn das erreicht ist, was im gewöhnlichen Leben und auch in der gewöhnlichen Naturwissenschaft angestrebt wird, dann beginnt erst dasjenige, was die hier gemeinte Geisteswissenschaft will.しかし、そこなんです、普通…

詩を批評される夢

また、白っぽい空間。 最近の美術館のようなガラス張りの建築物のなかにいる雰囲気でもある。 おそらく二人の人物に自分の或る詩を批評されていて、私は、それをもっともだと思い、半ば胸ふさがれる思いで聴いている。 男性と女性のようだ。 私は、過去に書…

白い背景の夢

脈絡のない夢で、一部しか思い出せない。 白っぽい地面の上で蛇が死んでいるようだ。 黒っぽい蛇が殺されたらしい。 二匹死んでいたようだ。曖昧な記憶。 視線を走らせたのか、地続きの白い地面の上を、黒くて太い蛇が弱々しく逃げて行く。 その先には白い背…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#5

前回の続きーSie kommt, gerade weil sie ernst machen möchte mit naturwissenschaftlicher Forschung, einfach an jene Grenze naturwissenschaftlicher Erkenntnis, welche von besonnenen Naturforschern durchaus zugegeben wird. 霊学は自然科学的研究…