アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

体積

みにくいものが肉体を持つと みにくいものの肉体が みにくいものは物理的に存在すると 僕に教えるのだ それは僕の右から 僕の肩を圧迫する 大きな肉である 生きた肉なのだ 黄色い歯につめを立て 赤い顔は不満の影を帯び 毛がぼうぼう生え 世界の体積の 何パ…

色彩のように物に貼り付いた思考(idea?) 「シュタイナー・哲学の謎」読書メモ

ギリシャ以前のエジプトや東方の世界認識は、 自己を世界有機体の一部として映像的にとらえるもので、 世界からの自己の独立を教える教育者としての"思考"は古代ギリシャに始まった。古代ギリシャ人にとっての思考(idea?)が現代人のそれとは全く異なること…

【数十万件のパブリックコメントで、川内原発再稼働という暴挙をとめろ!】提出しました。

以下、内容です。 技術的(テクニカル)という言葉には、 政治的、 実際的問題の意味があるので、 こんな書き方もいいでしょう。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆たかが一電力会社と関連する権益者の都合で、川内原発の再稼働をしてはならない。 以下理由を述べる。…

ガジュマルの気根が絡み合う 木ノ下闇には ケンムンが隠れている 「スブ、スブ、トホ、トホ」 村人は呪文を唱えながら通り過ぎる ケンムンはスブ(魚の一種)とトホ(蛸)が苦手なのだ 「スブ、スブ、トホ、トホ」 おまえの未来は世界亀の背中のヒビ割れから…

決闘(改)

ポットのお湯でインスタント珈琲を淹れていたら、舞台上の大時代的俳優のような大げさな身振りで何かを口走る安藤君を思い出し、それが“ゴーガンダンテス”のキャラクターと重なった。少し滑稽で愛すべき伊達男達。やはり死すべき運命だったのか。ゴーガンダ…

エンペドクレス的偶然世界

・・・ 目的にかなって生じたように見えるものも、 すべて偶然にそうなったので、 もともとそのように生成するのが偶然の運命だったものが、 一度そうなった状態で維持されているということなのか。 これはとくにエンペドクレスが強調した考えで、 それによ…

「目的を自然の事物そのものに内在するものととらえるアリストテレス」 ヘーゲル哲学史講義・アリストテレスの自然哲学

自然の理念をとらえるには、 その本質からして二つの観点が重要だとアリストテレスはいう。 一、目的の概念と、 二、必然性の概念です。 アリストテレスはいきなり事柄の核心をつかまえます。必然性か合目的性か、 というのは古くからある二律背反の項目で、…

希望

僕という川が”個人”の流れだけで流れているのだったら、そのかかわる流域の水が流れ込んでくるだけであったなら、それは穏やかでも、美しくも無いかも知れず、むしろ不安で満たされた水は生命から見放され死んだ流れになるしかなかっただろう。毎朝、死が顔…

自分に足りないのは真面目さなんだ。それが嫌われる理由。今朝ネトウヨ君*にメンションされて**、これは自分か!と思いました。生き別れの弟。ぼくが物心つく前に、貧しかった父母がサーカスに売り飛ばした双子の弟だ。其の頃は未だ役所もいい加減だったから…