アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

私の天使に(第二稿)

私は詩論を読む。戦後詩人たちの輝かしい言葉(多くは飯塚書店の絶版・古書)。しかし私自身には詩論・詩学を信じる気持ちは毛頭無く、ほんとうはそこにある言葉にしてはいけないものの存在が詩を支えているのだと知っている。たとえば今日のように冷たい曇…

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月10日#3 "Menschen Seele und Tierseele" (10.11.1910)

Nur der kann Erkenntnis als etwas Wirkliches betrachten, der sich sagt: 認識を現実のものとして観察できる人だけがこういうのです。Was ich zuletzt in meinem Geist in der Erkenntnis finden und behalten, gegenwärtig machen kann, 畢竟、 私の認識…

アリストテレス「霊魂論」に関するメモ(ヘーゲル哲学史講義による)

ヘーゲル哲学史講義によれば、アリストテレスの「魂論」(岩波旧全集では「霊魂論」)は、シュタイナー「神智学」における三分節化(自我・アストラル体・エーテル体)とみごとに対応しているように思える。ギリシャ哲学と神智学。大事なところだけ書写して…

松田優作・日本人・日本語

子供たちの活躍の裏で…前妻が明かした松田優作の在日差別への恐れと日本国籍への執着 https://t.co/fOijAu6Po1— 俗名 ざらすとろ 享年?歳 (@georg_trakl) 2016年3月22日 【記事】優作は膀胱ガンにより40歳の生涯を終えてから26年。日本人は松田優作という俳…

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月10日#2 "Menschen Seele und Tierseele" (10.11.1910)

Wenn wir geisteswissenschaftlich, wie es hier geschehen soll, von Seele sprechen, ここで行うように、 靈学的に魂について語る場合には、dann ist mit dem Begriff der Seele immer der andere Begriff der Innerlichkeit, des Innerlichen Erlebens ve…

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月10日#1"Menschen Seele und Tierseele" (10.11.1910)

Vielleicht ist es Ihnen aufgefallen, daß im Anschluß an den heutigen Vortrag hier in acht Tagen ein Vortrag gehalten werden soll über >, während heute der Gegenstand, über den wir sprechen wollen,> heißt.今日話し合いたい話題が「人間の魂と…

「論理哲学論考」 序(試訳) 改

Dieses Buch wird vielleicht nur der verstehen, der die Gedanken, die darin ausgedrückt sind -oder doch ähnlich Gedanken- schon selbst einmal gedacht hat. この書物を理解するのは、おそらく、ここで表現された思想(あるいは、少なくとも類似した…

ランゲの首(第二稿)

すでに朝日の射す部屋には血の匂いが立ち籠めていた。病気の猫の身体が血の分子になって部屋の大きさにまで拡大・飛散していたのである。エーテル化した猫の身体の中で、朝日を浴びるぼくの思念は集中と拡散を鼓動しながら、宇宙の生命の輪郭に触れようとし…