Nur der kann Erkenntnis als etwas Wirkliches betrachten,
der sich sagt:
認識を現実のものとして観察できる人だけがこういうのです。
Was ich zuletzt in meinem Geist in der Erkenntnis finden und behalten,
gegenwärtig machen kann,
畢竟、
私の認識において、
私の霊のなかに、
今あるものとして見出し保持しうるものは、
das muß zuletzt in den Dingen enthalten sein.
究極的には事物のなかに含まれているにちがいないと。
Insofern ich in meinem Geist von den Dingen etwas hereinnehme,
私が事物から何かを私の霊のなかに取り込むという意味では、
gleichgültig welchem Reiche sie angehören,
それがどのような領域に属するものであるかにかかわらず、
setze ich in allen Reichen den Geist voraus.
私はあらゆる場面において霊を前提としているのだと。
Gewiß, diese Anerkennung,
die jetzt ausgesprochen worden ist, wird nicht überall gemacht.
確かに、
今述べたような意見は、
一般的に認められるものではないでしょう。
Aber sie wird nur dann nicht gemacht,
wenn man sich in den charakterisierten Selbstwiderspruch versetzt hat.
しかし、
それが認められないのは、
先に述べたような自己矛盾に身を置いているからに他ならないのであります。
Deshalb sprechen von Geist,
indem wir uns klar sind,
daß er sich in allen Welten offenbart,
und wir suchen zu erkennen,
wie er sich in die Welten hineingießt und in ihnen erscheint.
なぜなら、
霊について語っているわれわれには、
あらゆる世界に霊が顕現することは明らかであり、
そこで、
われわれは、
霊がどのように世界に自らを注ぎ込み、
自らを表すかを認識すべく努力しているのですから。
Anders sprechen wir,
wenn wir von Seele sprechen.
魂について語る場合には、
また違うように語ることになります。
Von Seele sprechen wir nur,
wenn das Geistige,
von dem eben jetzt gesprochen worden ist,
das wir als Menschen uns durch unseren Intellekt,
durch unsere Vernunft und andere Mittel aneignen,
今お話したばかりの霊的なるものに関しては、
人間としてのわれわれは、
われわれの知性と、
理性とその他の方法を用いて、
それを不当にわがものにするのに対して、
durch die wir Dinge erkennend durchdringen,
in einem Wesen selber innerlich lebt und erlebt wird.
魂に関しては、
魂を通して、
われわれは認識された諸事物の中に入り込むこと、
そして(魂が)ある本質のなかで自ら内的に生き、
(われわれに)それが経験されることを、
語るしかないのであります。
Wir sprechen einem Wesen Seele zu,
daß den Geist nicht nur in sich aufnimmt,
sondern das den Geist in sich erlebt und aus dem Geist heraus in sich selber schaffend ist.
われわれはある本質に対して魂を認めるのであります。
すなわち、
それ自身において霊を受け入れていること、
それのみならず、
それ自身において霊を経験し、
霊の内側からそれ自身において自らが生み出されているということにおいて。
Also nur dann sprechen wir von Seele,
wenn Geist innerlich in einem Wesen ist,
das uns entgegentritt.
したがって、
魂については、
霊が、
われわれに対峙しているある本質において、
内的に存在している限りにおいて、
われわれは語るのみなのであります。
So aber
-innerlich schaffend-
finden wir den Geist bei Menschen und Tier.
そうではあるにせよ、
ー内的な達成としてー
われわれは人間と動物に霊を見出すのであります。