アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

無言歌

この世界で言葉を発する人たちの勇気をたたえよう 知らない誰かに語りかける みえない人に語りかける勇気をわたしは ここにいて そこにいるのですあなたの勇気は わたしを包みます毒に満ちた世界 汚泥のなかで必死に手足を動かすそのとき あなたのからだが …

夏の地震の夢

今朝は起きたとき、まだ寝たりなかったので、お茶を飲んでから二度を寝した。 その時、地震が来た。 いつものように、「又か」というわけで、そのまま寝ていると、恐ろしく大きな地震だ。 夢のなかで目が覚めた。 311よりも大きな地震だった。 今回はガラ…

人智学のための魂の暦 2月9日−2月15日

二月第一週 (二月九日より十五日 大正二年)思考の力が 生まれ出る霊と堅固な紐帯を結ぶとき、 感覚の暗い魅惑が 隈なき明るみのもとで晴れ上がる。魂が拡充し 世界生成とひとつになろうとするとき、 感覚の啓示するものこそが 思考の光を受胎するのだ。Ers…

空想のカメラ

五時に起きた 瞑想をしよう すべてを忘れてそれでも未だ 夜は明けない カメラを首に 線量計をポケットに 厚い靴下を履いて 散歩に出る車の窓ガラスが凍り付いている 霜柱がザクザク云う女の眉のような 細い月が 白み始めた空に懸かる私はシャッターを切る そ…

2/19(日)杉並区脱原発有象無象デモ:東京のおじさんおばさんのアナーキーさに脱原発優等生が置いてきぼりにされることについて

脱原発の運動のなかでも、いわゆるツイッターデモ等の「普通の人のデモ」と、「労組系・旧左翼系のデモ」の間に分水嶺みたいなものがあって、普通デモ系は、後者が全く脱原発に無関係の問題をごっちゃにしてデモにかけていることに違和感を感じていた。デモ…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 主要課題(1906年10月)その5

前回の続きです。主要課題(5) (明治三十九年十月)上に述べた主要課題に関する説明(その1) 秘教的な発達を目指して努力する者は、何よりもまず、ある種の著しく単純なマントラ、文章が、魂のなかで生命をもったとき、それが秘めていた力が発動するこ…

人智学のための魂の暦 2月2日−2月8日

一月第五週 新たな感覚の発現に感動し 霊の誕生を覚知するとき魂の明澄さが 私の思考がもたらす創造する意思の力によって 渦巻きつつ芽生える 世界の生成を 成就させるFünfte Januar-Woche (2.-8. Februar 1913)Ergreifend neue Sinnesreize Erfüllet Seelen…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 主要課題(1906年10月)その4

前回の続きです。主要課題(4) (明治三十九年十月)1.朝の瞑想は以下の要領で行うこと。 朝、まず日々の活動や食事を始める前に、神秘学徒は魂の全き平静を確保する。外界からのいかなる感覚的印象にも、思考習慣からもたらされる観念にも、注意を向け…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 主要課題(1906年10月)その3

前回の続きです。主要課題(3) (明治三十九年十月) 「それが思考する」における”それ”とは、われわれの言葉のなかに個人を超えた力として生きている、普遍的な宇宙の思考力を意味している。「彼女が感覚する」における”彼女”とは、宇宙の魂を意味してい…

象のはな子

_____以下貼り付けます____ ゾウの「はな子」65歳に 戦後初来日、国内最高齢 2012年2月1日 12時02分 65歳を迎えたアジアゾウのはな子=東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で(同園提供) 戦後初めて日本に来たアジアゾウで、井の頭自然文化園(…

人智学のための魂の暦 1月26日−2月1日

一月第四週 大正二年冬の深まりのなかで 霊が真の存在を暖めている。 それは心の力を通して 世界の外貌に 存在の力強さを 与えている。人間の内面では 魂の火炎が 冷え切った世界に抗して ますます力強く燃え上がるのだ。Vierte Januar-Woche (26. Januar - …