アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 主要課題(1906年10月)その2

前回の続きです。 主要課題(2) (明治三十九年十月)これを五分間行った後、神秘学徒は次の段階に移る。 穏やかな、しかし力強い呼吸を行う。息を吸い、同じように穏やかに、しかし力強く息を吐く。ここで吸気と呼気の間に間合いを置かないこと。次に、少…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 主要課題(1906年10月)その1

主要課題 (1) (明治三十九年十月)朝一番、起床直後、魂に雑念が去来する前に、神秘学徒は瞑想に入る。ここで、完全なる内的平静を確保するように努力する。すなわち、外部から来る印象や日常の記憶の一切に注意が向かないように努める。特に起床時に生じが…

Activismphobia in Japan 日本における運動恐怖症候群:イルコモンズさんの講演と "Nuclear-activists"の映画 @筑波大学

hydrophobia :恐水病 activismphobia :運動恐怖症Nuclear-Activists :核の運動家 Nuclearactive: radioactive(放射性)のもじり 素人の乱 松本哉さんは中心人物だが リーダーではない 素人の乱にはリーダーはない リーダーを作らないようにしよう 多数決…

人智学のための魂の暦 1月19日−25日

一月第三週 大正二年この暗い冬のさなかに 個人の魂にわき上がる 強い衝動の力が啓示するものこそ闇において おまえを導き 心臓の熱を通じて 感覚できる悟りを 予感させるのだDritte Januar-Woche (19.-25. Januar 1913)Es ist in diesem Winterdunkel Die O…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 木曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより木曜日人間的努力。自らの力の及ぶ範囲を超えたものごとに関して思い煩うことを止める。しかし、一方で、自らの力の及ぶ範囲においては、何ごとに関しても、ゆるがせにはしない。 日常的な、移ろいゆくものごと…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 水曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより水曜日生活の規則。 自然と霊性に適った生活を送ること。生活の外的な些事に溺れてしまわないこと。人生に動揺や忙しさをもたらすようなことは、何であれ避けること。何事においても急がず、しかし、怠惰にはな…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 火曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより火曜日外的行為について。 諸々の行為は、決して他の人たちに迷惑をかけるようなものであってはならない。 自らの内的本性に鑑みて、状況が行動を要請していると判断される場合には、どうすれば、全体と、人々…

川に飛び込んで女の子を助ける夢

今朝の夢。川だと思う 水面をはるか下に見る非常に高い場所に私と何人かの人がいる。 金属のパイプで組んだような構造物が丸く床になっている突端にいて、そのパイプの隙間からも、水面がはるか下に見える。 女の子が、そのパイプの床の端に腰掛けている。 …

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 月曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより月曜日 会話について。高次の発達を目指して努力する者の唇からは、意味のある、道理に適った言葉のみが発せられるべきである。会話のための会話ー時間潰しーはこの意味で、有害である。 普通に行われる、関連…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 日曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより日曜日 いかなる些細な問題に関しても、最大限の理性的な配慮の後に、決定を下す。あらゆる無思慮な振る舞い、意味の無い行動を、魂から遠ざける。常に、あらゆる事項に関して、十分な重みを持つ理由を持つべき…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 土曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより土曜日自分の思考活動に注意を向ける。 意味のあることだけを考える。思考活動のなかで、少しずつ、本質的なものを本質的でないものから、永遠なるものを移りゆくものから、真実を単なる意見から、区別すること…

人智学のための魂の暦 1月12日−18日

一月第二週 大正二年魂の創造する力が 心の底から希求するのは 人生に働きかける神々の諸力が その正しい効力を燃え立たせて 人間の愛と行いによって 自らを具現化することなのだZweite Januar-Woche (12.-18. Januar 1913)Der Seele schaffensmacht Sie str…

「秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより」 金曜日

秘教的修行の手引き:エソテリックスクールより金曜日人生からできるだけ多くのことを学ぶ努力。 人生にとって有益な経験を得る機会を与えずに、われわれの傍らを通り過ぎてしまうようなものは何も無い。 もし、何かを間違えて、あるいは、不完全に行ってしま…

歩く星たち

歩く星たち夜の帳が降りた 珈琲カップが二つ 天井の高い喫茶店の窓際で 避難について真剣に話をした 戦時中の会話のようだ 未だこの現実を認めることに躊躇している自分の不甲斐なさ これほど明らかなのに 目に見えない戦争の最中にいる自分たち 線量計の数…

人智学のための魂の暦 1月5日−11日

一月第一週 大正二年そして私は 霊の深淵に至り 魂の根底 心のなかの 愛に満ちた世界から 私に固有の 偏狭な妄想に 宇宙言語の火の効力を振るうのだErste Januar-Woche (5.-11. Januar 1913)Und bin ich in den Geistestiefen, Erfüllt in meinen Seelengrün…

エネルギーを授かる夢

元日は、早めに目が醒めた。曇り空の下、初日の出は拝めないが、清々しい気持ちで朝の散歩に出た。近所の野菜集荷場の裏手に小さな神社があって、最近大工仕事が入って立派になったことを思いだし、その足で初詣に行くことにした。元日は、散歩に出る前に、…

人智学のための魂の暦 12月29日一1月4日 1913年

十二月第五週 大正二年 霊の啓示に自らを捧げることで 私は世界存在の大光明を勝ち取る 思考の力が 成長し澄み切ったとき 自らに自己が開示される自己感情が目覚め 思考の力から解放されるのだFünfte Dezember-Woche (29.Dez - 4. Januar 1913)An Geistesoff…