アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#23

前回の続きーMan überschaut gewissermaßen sein Leben wie etwas, was man in einer Reihe überschaut, und man gelangt dann dazu, den Willen in seiner wahren Charaktereigenschaft kennenzulernen.そこで、私たちは、ある意味で、自分の人生をなにかひ…

ユディト記10.19、13.6−9、16.17 「ホロフェルネスの首」

彼等は、ユディトの美しさに驚き、また彼女ゆえにイスラエル人に驚いて、口々に隣の者に言った。「これほどの女たちのいる民を、だれが侮れよう。彼らを一人でも生かしておくのはまずい。ほうっておけば世界中を籠絡するに違いない。」・・・・彼女は、ホロ…

金色の光

金色の雲の切れ端が人気の無い並木道の角に引っかかっていて、 ピアノの左手の音が聞こえた。私は神様の大きな感情を捕まえたと思ったのだが、 本当は美しい女の人に唇を奪われただけだったのかも知れない。 知ってるわよ。 本当は殺して欲しいんでしょ。 殺…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#22

Wenn man es nämlich dahin bringt - und das kann nur durch methodische Schulung in dem Sinne erreicht werden, wie es dargestellt wurde in minem Buche > und in anderen Büchern -, wenn man es durch die methodische Schulung dazu bringt, sich z…

木原孝一のプラトニズム

・・・・ なぜなら、人間の二分の一、半人間としての男性の眼が見通しただけでは、この世界に在るすべてのものの意味はみえないからである。それらのものの、全体的な意味を見いだして、それを読み取るのは、半人間である男性と、もう一つの半人間である女性…

魔女の医学

それは、キリスト教徒たちが識っており尊んでいた唯一の医学とは、一般的に云って反対の、アラブ人やユダヤ人たちに学んだ、さかさまの医学であった。どのようにしてこの医学に人々は到達したか? おそらく、いっさいはさかさまに行われねばならないという、…

科學の影

研究報告會。何十件も発表があった中で、ぼくの講演が一番受けた。質問攻めにあう。ただ、日頃からボンヤリ思っていた科學観の相違がはっきりした。見えないものの影からその本体の像を描くのが科學だと私は思っているが、日本の一般の研究者は、本体が見えな…

メキシコの神と長屋の夢

思い出せないが、メモだけ。メキシコの古代文明の石像。此は、昨日、雑誌(ニュートン)のバックナンバーで見た写真の残影だと思われるが、先日NHKBSで知ったユカタン半島の自然誌の強烈な印象も影響しているかもしれない。フェンテスを通じてラテンア…

宇宙の時間

人間の時間にばかり浸っていて 宇宙の時間のことを忘れていた宇宙は意外に外面が良くて 友人も多いしかしその仲間になるのは 大人には難しいと云われています手っ取り早い方法は 数学を学ぶことだひとりで悲しい午後がいちばん良いのです それが宇宙の時間の…

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#21

ー前回の続きDas ist eine Seite. それが一つの側面です。Die andere Seite dieses inneren Erlebens bezieht sich mehr auf die innere Willensentwicklung des Menschen. この内的経験のもう一つの側面は、人間の意思の成長により深く関係しています。Wir …

工藤栄一『十一人の侍』。安倍の殿様ご乱心。

新年のゴジラ 『ミュンツ—が否定しているのは、単に個人的・地域的利己心のみではなく、民衆全体の利益を考える広義の利己心、いわゆる革命的利己主義をもふくめての我欲であり、現世利益一般を求める革命である』http://d.hatena.ne.jp/longtonelongtone/20…

ソクーロフ『太陽』。天皇とチョコレート

ソクーロフ「太陽」。ロシア人・他が昭和天皇をあのように、占領米軍とマッカーサーをあのように見て・描いていることにまず感銘を受けた。バチカンへの手紙の返事が無いことを懸念する一シーン。ソクーロフ・イッセー尾形の表現する天皇像は現人神と言うよ…

時間飛行者

311以後、時間の流れが変わってしまった。それは必ずしも悪いことではない。個人的な時間の流れよりも歴史的な時間の流れの方が存在感を増してきた。だから、個人としての人生がそのまま歴史のなかで感じられるし、何よりも書物(テキスト)の発する輝きが全…

この改革が達成されるや、富める者のために貧しき者を身ぐるみ剥いでいる諸々の税はすみやかに廃止され、それとは反対の基礎の上に定められる別の税に代えられるだろう。働くプロレタリアートから取り上げて富者に与える代わりに、税は有閑者どもから過剰分を奪い取り、金がないために活動できないでいる貧窮した人々全体に、分かち与えられねばならぬ。ブランキ「革命論集・上 十五人裁判」より

飢えた民衆の悲痛な叫びを勝手に臆断して、帝政ローマ時代の傲慢な言葉、「パンと曲芸」を再び繰り返すことは許されぬ! 人民がもはや物乞いをしないことはわかりきっているではないか!彼等を喜ばせるために、どれだけパン屑を豪華な食卓から落としてやるか…

ミュンツ—が否定しているのは、単に個人的・地域的利己心のみではなく、民衆全躰の利益を考える広義の利己心、いわゆる革命的利己主義をもふくめての我欲であり、現世利益一般を求める革命である。

しかし、「ミュールハウゼン人への手紙」を素直に読むと、その中でミュンツ—が否定しているのは、単に個人的・地域的利己心のみではなく、民衆全体の利益を考える広義の利己心、いわゆる革命的利己主義をもふくめての我欲であり、現世利益一般を求める革命で…

年末年始の記録

2012/12/30生活保護の減額に賛成の国民が多いと言うのは本当かどうかは分かりません。問題はそれが明確な『ネオリベ戦略のキャンペーンの一環』だと云うこと。私はベーシック・インカムがいいと思います。働く者も働かざる者も等しく食うべし。見かけは健康…

シュタイナーに教えられる夢

今朝の夢。 シュタイナーが、パワーブックか、何か、そう言う印象のディスプレイを示しながら、そこに映し出された漢字のような文字の説明をしてくれる。右肩の直角に曲がった作りの部分の印象。 今年はもっとがんばらねば。サボらないこと。