アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月10日#35

In der Geisteswissenschaft liegen aber auch die Möglichkeiten, しかし靈学には、 以下のような可能性もあるのであります。 すなわち、die Erlebnisse des Alltags so zu gruppieren, 靈学は、 日常の諸経験を分類し、in Beziehung zu bringen, 関連づけ…

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月10日#34

So sehen wir, daß sich der Mensch in der Erhebung über das Leibliche etwas herausholt in bezug auf das Tiefste seines Wesens aus seiner Innerlichkeit selbst. つまり、 われわれにわかることは、 人間は、 身体性を超えた高い次元において、 自分…

文鳥 月の裏側を飛ぶ (第二稿)

人生には月の裏側のようなものがあって あらゆる「全体性」を保証している それがなければわれわれの生は戯画でしかない 日常の永遠に視ることのできない もうひとつの貌〈ヤヌス〉自己の 意識の 連続性を信じること 「それが詩を書くと言うことだ」 自己の…

万視塔

それは昨日、或いは今日未明というべきか。私は意味のない濃淡の中に薄明の意識を照射していた。そこに秩序が生まれ、暗い単色の映像になる。繰り返し繰り返し、緩慢な遠近法の蛇行する道を背中を見せて歩み去って行く人々の姿。進んで行ったのか、それとも…

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月10日#33

So haben wir den Schmerz im astralischen Leibe begriffen, このように、 痛みを、 アストラル体(との関連)において理解したわけでありますが、indem wir ihn als den Ausdruck für eine Ohnmacht des Ätherleibes gegenüber dem physischen Leib zu erf…