アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「人智学、その本質および哲学的根拠について」 ベルン 1920年(大正9年)7月8日;独逸語の勉強 #32

Das sieht zunächst aus wie etwas ungeheuer Paradoxes. これは、はじめは、とてつもないパラドックスのように見えます。Und dennoch, meine sehr verehrten Anwesenden, ではありますが、 親愛なるご臨席の皆さん、es ist durchaus etwas ganz Berechtigte…

クララとは何者? 私はあなたの存在を感じた 肌の温もりと その匂いを冷たい雨に恋する人 朝 開いた頁のなかで 突然失恋するあらかじめ失われた恋人よ 私があなたの涙腺からあふれ出ることは らくだが針の穴を通るよりもたやすい迷宮の奥深く入って行きたい …

ヘーゲル「哲學史講義 中巻」B.アリストテレスの哲学 一.形而上学

かれの定義する二つの主要な形態を見る必要がある。 (α)可能性(デュナミス、ポテンティア)の形態と、 (β)現実体(エネルゲイア、アクトゥス)の形態、 ー目的をふくみ、 目的の実現された状態ー の二つです。実体の核心をなすのは、 それがたんに物質…

「人智学、その本質および哲学的根拠について」 ベルン 1920年(大正9年)7月8日;独逸語の勉強 #31

Man nehme das Beispiel der menschlichen Herzuntersuchung. 人間の心臓の研究を例にとってみましょう。Wir verschaffen uns ein Bild davon, wie sich dieses menschliche Herz im Organismus durch fünf, zehn Jahre und so weiter hindurch umwandelt. …