アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

迷宮と星座

物質の迷宮。迷宮の深奥部には怪物が棲むという。迷宮のあらゆる細部は探索し尽くされ、怪物は数百年昔、退治されたはずであった。しかし今となれば、正直に、こう言うべきなのだ。われわれは遂に怪物に遭遇し得なかった、と。不在の王。その空虚な王座の上…

新種の魔女

この新種の魔女は、人々に不幸をもたらそうとするその悪意においては旧来の魔女と共通するが、しかし彼女らは今や彼女らの影の王、魔王(サタン)の意識的な指導のもとに統率され、かつ奉仕する故に、その悪意たるや旧来の魔女に比して倍加する危険性を帯び…

魔女の迫害を禁じた中世初期キリスト教会

そのような魔女観に、中世初期のキリスト教教界は真向から反対した。カール大帝によって招集されたパデルボルンの宗教会議(785)は、「悪魔にまどわされ、異教徒の信ずるごとく、男や女を魔女または魔男として、彼または彼女を死刑に処・・・」したものは死…

「人智学、その本質および哲学的根拠について」 ベルン 1920年(大正9年)7月8日;独逸語の勉強 #13

Und wenn wir uns in dieser Weise durchgearbeitet haben durch Konzentration, durch Meditation zu einem Bewußtsein, das innerlich, im Intellekt, willentlich erstarkt ist, このようにして意図的に、 集中と瞑想によって、 内的に、 知性的に強化さ…

「人智学、その本質および哲学的根拠について」 ベルン 1920年(大正9年)7月8日;独逸語の勉強 #12

Wendet man sie an, indem man alle mögliche Willensanstrengung hinkonzentriert auf einen solchen selbstgemachten Willensinhalt, dann erringt man nach einiger Zeit, このように自分で作り上げた意志内容に可能な限りのすべての意志的努力を集中させ…

薔薇

時間とは何だろうか? もし自分に肉体がなければ、時間はどこからやってくるのだろうか? 肉体の死を意識しないものにとって、時間は支配者では無い。古代ギリシャ神話における不死の神々の祖はクロノス=時間であった。神々の不死性は、しかし、クロノスの…

大都市に集まるルンペン・プロレタリアートの数は日一日と増して行くばかりだった。革命直前の頃、フランスの乞食の数は国民の二十分の一に達し、一千七七七年には概算百二十万いたそうである。パリでは総人口の六分の一以上にのぼり、十二万人もいたという…

自然物は自己内に自己目的をもつものと見なされるべきで、 観念的な統一体として前提された理念が自己を動かすのです。(ヘーゲルによるアリストテレス自然学講義)

ここには真の自然概念が見られます。 ある事物の自然(本性)とは自己同一の一般的なものであり、 それが自己からつきはなされ、 べつのものとして実現され、 再生される。が、 実現されたものは、 それとして根底におかれた目的ないし類一般であり、 実現さ…

聖ギロチン

同僚のK氏。夢の中の”私”にはこれから起こる怖ろしいことがわかっているらしい。夢を見ている”私”にはその怖ろしさだけが伝わってくる。それはおそらく地面を通して。肥満気味のK氏のズボンの股間が膨らんできた。”私”は、ああ、始まってしまったと思う。K氏…

悪い夢の記録

同僚のK氏。夢の中の”私”はこれから起こる怖ろしいことを知っているらしいのだが、夢を見ている”私”にはその怖ろしさが伝わってくるのみである。肥満気味のK氏のズボンの股間が膨らんでくる。”私”は、ああ、始まってしまったと思う。K氏の顔に激しい動揺の表…

「人智学、その本質および哲学的根拠について」 ベルン 1920年(大正9年)7月8日;独逸語の勉強 #11

Es handelt sich darum, daß in dem Augenblicke, wo wir uns so auf solche Begriffe konzentrieren, in der Tat unsere leiblichten Vorstellungen, unsere Erinnerungsvorstellungen von allen Seiten- - wie wenn wir in einem Bienenschwarm wären und …