2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
The New York Timesによる報道より(野田総理が言うように)騒がしかった反面、金曜日の抗議者達は、日本人に特有の秩序への傾向と潔癖なまでの礼儀正しさを見せつけた。多くの場所で、彼らは一般の歩行者のために道をゆずり、歩道に行儀良く整列していた。8…
1今日はあまりにも美しい日 どうしていいかわからない。常磐線に乗る。 六月の緑輝く。 三声のリチェルカーレ。地上に落ちる。 雲の陰影。 の祝福。空気がどこまでも澄み渡る。 利根川を越え、 大気と光の導くまま、 私は鉄道軌道から発射されるロケットで…
日時:平成24年6月25日(月) 集合18:30 出発18:50 集合場所:水谷橋公園(東京都中央区銀座1−12−6)※都営浅草線「宝町」駅A3出口より徒歩1分 コース:水谷橋公園前〜数寄屋橋〜日航ホテル前右折〜東電前〜内幸町左折〜経済産業省前〜虎…
国家と政府という二つの団体の間には、次の本質的な相違がある。前者はそれ自身によって存在するのに対し、後者は主権者によってのみ存在する。だから統治者の支配的意思は、どこまでも一般意志、言葉をかえれば、法に他ならないか、またはそうでなければな…
エンゲルス「ドイツ農民戦争 」 戦後間もなく 昭和二十四年のナウカ社版 広辞苑編者、新村猛への献呈本。 戦中治安維持法でぶち込まれた猛先生。 内表紙 いい雰囲気だ。 こんな書き込みも。戦後間もなくの日本の左翼知識人の筆跡。 本当に嬉しかったのでしょ…
______以下貼り付けです_____「原子力の憲法」こっそり変更 東京新聞二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は三十四年ぶり。法案は衆院を通過するま…
9名参加しました。 前回モデの反省と教訓を踏まえ、次回モデの相談。これで時間がいっぱいになってしまい、予定した後半の研究会は次の機会に持ち越しました。うっかりしていて、録音機の電池が無く、又、写真も撮ることに気がまわらなかった。うかつでした…
體充曰(たいじゅういわく)、 今までは親をよく養ふをのみ孝行なりと思へり。 あまねく世俗さやうに心得たると見えたり。 いま先生の教へを聞けば、孝といへるものは、外もなく内もなき無上の妙理なり。 守行ふべき術(じゅつ)をくはしく承りたく候(そう…
(1)死者との連帯 黒澤明「蝦蟇の油」。画学生だった明の兄は、当時の活動写真の人気弁士だったが、トーキーの出現により失職し、自殺した。その後、明は映画界に入って活動を始める。シュタイナーは、ラファエロ(だったかな)を例に、亡くなった父親が創…
【告知・明日です】 日本変態党大相談会+大日本三千年紀研究會 6月23日(土)夜6時30分ー9時30分 高田馬場カフェミヤマ。明らかに名前負けしていますが、研究会(後半)始めます。歴史も社会も全く新しい位相に突入しつつある今、むしろわれわれが後世の歴史…
人間の頭脳における諸幻像も又、彼らの物質的な、経験的に確認されうる、そして物質的諸前提に結びつけられた生活過程の必然的昇華物なのである。かくて、道徳、宗教、形而上学その他のイデオロギー、およびこれらのものに対応する諸意識形態は、もはや独立…
花嫁の冠は明るい歌声のやうにさざめいていた 花嫁の冠はもう取られただらうか? さうして人生の悲しみも もう一つ位は見知っただらうか? たとえば愛する者の心を見失いかけたとか 幼い者の病むさまとか 時には神様が それらの者をお召しにさえならうとした…
諸個人が彼らの生命を表出する仕方、それが彼らの存在の仕方である。すなわち、彼らが何であるかは、彼らの生産と一致する。何を彼らが生産するか、と一致し、又、いかに彼らが生産するか、と一致する。したがって、諸個人が何であるかは、彼らの生産の物質…
このようにゴルギアスの弁証法は観念と存在のちがいに固執するものですが、このちがいはまさにカントによってふたたびとりあげられる。ちがいに固執するかぎり、いうまでもなく、存在するものの認識は不可能になります。この弁証法は、感覚的存在を実在だと…
しかし神秘学者はちょうど頭や手足が人間の一部であるように、個々の人間自身が同様の意味でその手足であるところの高次の諸世界(魂界、霊界)を知っている。その意味で家族、民族、人種のいとなみの中には、個々の人間を離れてもまったく現実に存在する家…
今日は、野村英夫というカソリックの夭折した詩人を知りました。 (いじめなどで)殺伐とした毎日を送る若い人に読ませたい、と思った。 昭和40年代までは、まだ日本にもこんな精神生活の人が生きていたのだ、と思った。二十一世紀、 われわれにはもはや、 …
プロタゴラスはほかのソフィストと違って、たんなる教養豊かな教師にとどまらず、深遠な、徹底的な思想家であり、全く普遍的な根本観念に思いをいたした哲学者でした。かれは知の中心命題をこう表現しています。「すべてのものについて、人間が尺度である。…
追放刑を受けながらなお荘内を経廻する者の処罰の一か条があることも勘案すれば、やはり中世の高野山領の諸荘園で、殺人などの重罪犯に対する処罰は、私領没収の上、追放が一般的であったが、場合によっては追放にまで及ばぬこともあったのであり、ともかく…
臓器移植の件。生きることももちろん大事だが、死を迎える時は実はもっと大事だ。人間が霊界に帰って行く時だから。人生で誕生と同じくらい神聖な瞬間だ。これからも医術的に可能なことがいくらでも出てくる。その度に生の側にしか判断の基準がないとすれば…
感情的心情的にうけいれられる理由を出発点として推論を重ねていくのがソフィストの手法です。事柄そのものが説得力をもつのではなく、感情的なものが説得の根拠としてもちだされてくる。・・・それがソフィストの特徴です。・・こうした論法に熟達すると、−…
同時にしかし、形式について−いや、内容についても−いえば、近代の教養ないし啓蒙は、ソフィストとまったくおなじ立場にあります。ソフィストの立場とソクラテスやプラトンのそれとを比較すると、ソクラテスが美、善、真、正を個人の目的や使命だというのに…
ーーーツイッターよりーーー 【蕩尽伝説 @devenir21 前夜の1万人集会はろくに報ぜず、早朝の400人デモは大々的に報道。ようは国民の反対を小規模なものと印象づける計略。日本の報道は死んだ。いまや完全なるファシズム国家】 ーーーーーNHKニュース 運…
近代のヨーロッパ世界では、教養が精神的な(霊的な:引用者)宗教を楯とし、前提としているために、事情は全くちがう。ギリシャの空想的宗教とちがって、近代のキリスト教では精神の(霊の)永遠の性質に関する知識が前提となっていて、人間の絶対的な最終…
二度寝して見ていた夢。新しい町に引っ越したのか、それとも、自分の住んでいる町での発見だったのか。入り組んだ町並みの角を曲がって、地下に降りて行くと、大きな魚物市場があり、そこには、たくさんの調理済みの一皿(居酒屋で出る魚介類一品風)が並ん…
国家を堅牢ならしめようと望むならば、貧富の両極端をできるだけ接近させるが良い。百万長者と乞食の存在を許してはならない。この二つの身分は本来不可分のものであって、等しく共同利益にとり有害なものである。一方からは暴政の教唆者が出てくるし、他方…
メモ戦後の日本人は忘れてしまったようだが、神代の昔より、日本には(も!)、気のコスモロジー、宇宙的身体論に基づく社会学・社会原則が存在していた。宇宙の身体と個の身体、そして社会という身体が、気の思想により統合され、大きな有機体原理となって…
現代日本人は、 古代や中世の日本人よりも よほど「獣社会」に生きている。 病気の仲間は、 食い殺せ! つるし上げろ! というわけだ。中世の日本人は「犯罪は災気の現れ」と看破した。感覚が鈍っていないのだ。 まなこが曇っていないのだ。 鋭いのだ。現代…
中世荘園領主の刑罰とは、領内に発生した犯罪をケガレとし、その災気を除去して正常な状態への回復につとめることであった。ここでは犯人に対する刑罰の意識は極めて希薄であり、こうした処置は、罪と穢(ケガレ)と禍を同一視する古代の観念や、記紀神話に…
大きいは小さい 小さいは大きい魔女の望遠鏡は正しい
これが中世ヨーロッパなら、野田は反キリストと言う点で衆目の一致を見て、至る所から闘争の火の手が上がるところだろう。が、二十一世紀日本には、絶対的な悪のアイコンが無いので、皆が何かもやもやした気分のまま、彼を倒す闘争心を燃え立たせることがで…