アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

旅のガイドに導かれて紫とも藍とも言えない深い色合いの海岸地方の夕景のシルエットを見る夢

二度寝して見ていた夢。新しい町に引っ越したのか、それとも、自分の住んでいる町での発見だったのか。入り組んだ町並みの角を曲がって、地下に降りて行くと、大きな魚物市場があり、そこには、たくさんの調理済みの一皿(居酒屋で出る魚介類一品風)が並んでいる。壮観だ。働く人たちもいたようだ。こんなところがあったのか。

列車に乗ったらしい。まだ間に合うはずだった。しかし、既に目当ての海岸に近づく頃には、辺りには闇が落ちていた。窓、と言っても、わたしが窓があると思っているだけかも知れない。大きな水平に開けた窓から、紫とも藍とも言えない、深い色合いの、海岸風景のシルエットが見える。旅行ガイドの人は、長身で髪の薄い中年男性だ。風景に興奮して、別れ際に礼を言い忘れた。名刺を下さいと言うと、取ってきます。と言った。知り合いの旅行会社の社長に似ていた。その場所は、既にホテルのロビーのような雰囲気だった。

最近見た夢で、窓とガイドが出てきている。新しい傾向。海岸地方を旅する夢は、記録してはいなかったが、くり返し見ている。日本の、岩礁と、松の生えた海岸地方の夢。

食品工場のような景色は、以下の昨日のツイートの影響かも知れない。

armchair anthroposop ‏@longtonelongton
地元に三代続く饅頭屋があり、一個九十円で、昔ながらの製法。添加物も一切無し。ほんとにうまい。今は食品は豊富だが、安いものは大抵工場で大量生産され、化学物質てんこ盛り。「食」一つからでも、今の生活と産業の関係が狂ってしまったことは見えてきますね(山崎パン製の月餅を食べながら独言)。