アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

野村英夫を知る

今日は、野村英夫というカソリックの夭折した詩人を知りました。
(いじめなどで)殺伐とした毎日を送る若い人に読ませたい、と思った。
昭和40年代までは、まだ日本にもこんな精神生活の人が生きていたのだ、と思った。

二十一世紀、
われわれにはもはや、
子ネコほどの純情、も、
残されてはいない。


追記
これは私の勘違いで、野村英夫は、昭和二十三年、三十一歳の若さで昇天していました。やはり、昭和四十年代にこの詩は存在し得なかった。