アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

ガジュマルの気根が絡み合う
木ノ下闇には
ケンムンが隠れている
「スブ、スブ、トホ、トホ」
村人は呪文を唱えながら通り過ぎる
ケンムンはスブ(魚の一種)とトホ(蛸)が苦手なのだ
「スブ、スブ、トホ、トホ」

 おまえの未来は世界亀の背中のヒビ割れから湧き出す四十六億年の泉だ!

公園の木立の下は涼しい。カラスだけが元気だ。カラスの如く生きよ! カラスをカタカナで書くと、原始儒教とカントの通底感を表すことになります。天のアプリオリをテキスト化すれば、それがカラスである。カラスの如く生きよ!
 
 そうだぼくが肉体ラヂオ。。。
 君は肉体のテレビジョン。。。

ガジュマルの気根が絡み合う
木ノ下闇には
ケンムンが隠れている
「スブ、スブ、トホ、トホ」
村人は呪文を唱えながら通り過ぎる
「スブ、スブ、トホ、トホ」

 おまえの生命は世界亀の背中のヒビ割れから湧き出す四十六億年の泉だ!