アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

派遣会社なんて、ピンハネの合法化です。決して許されるべき存在では無いのです。

ロシアの密造酒みたいな甘酒を飲んでおります。

今週号の週刊金曜日に、白井さんが編集後記を書いたそうです。脱原発モデの話らしい。楽しみでもあり、職権濫用(笑)かと少し、心配になったりもします。まあ、馬鹿な最底辺の脱原発アクションとして特筆に値するのかも知れないしなァ。

「仏壇」と同じだった原発事故対策システム http://goo.gl/tyDYJ  永嶋さんは、原発事故対策の専門家である。ERSS/SPEEDIの開発に中心的な役割を果たした。つまり、福島第一原発事故で使われるはずだった防災システムを隅々まで知り尽くしている。

↑ 役人の発想の基本っていうのはアリバイ作り、言い訳作りなんです。自分と組織の責任を追及されないためにこそ働く。そのために、役人の人件費を含めて、ハード、ソフト、すべてに税金が浪費されている。地方、中央の政治家を巻き込んで、法律・条例さえ作ってしまう。国民は身動きが取れなくなる。

↑ その具体例は今の日本で現実に働く中で、様々に発見されるでしょう。今の日本・日本人が、韓国や台湾、シンガポール(の人たち)に比べて生気が乏しいことを実感することが多い。その大本に、役人(警察官僚を含む)支配による規制の体制がある。天下り天国の規制のための法人もある。

↑ 恣意的な規制体制を確立して天下り役人が生涯収入を確保する一方、(国際)資本、大会社の利益に反する規制は緩和する。非正規雇用の制度化、合法化はその最たるものだ。この点を選挙の焦点にしてもらわなければ困る。法律関係者よ、非正規雇用違憲性、労基法違反を語って下さい。_(._.)_

脱原発が大事なのは、当たり前なんだ。非正規雇用問題も、もっと、ネット上で、語って下さいよ。就職問題の基底には、非正規雇用の合法化があって、変なたとえだが、禁酒法がマフィアを大儲けさせたように、非正規雇用の合法化が、派遣会社という人道に反する会社組織を合法化し、大儲けさせている。

小泉政権でそのために働いた竹中平蔵は、自らそういう派遣会社の社長だか、会長だかに収まったそうですね。派遣会社なんて、ピンハネの合法化です。決して許されるべき存在では無いのです。