アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

洞窟が発見される夢

自宅の二階からの視点。
自衛隊のトラックが隣家の庭に到着する。
何ごとだろう。
私は隣家の庭に出ている。
訊ねると、洞窟が見付かったそうだ。
視角から言えば空中になる(私は斜め上方を見ている)が、地中にちょうど人が入れる程度の穴が二つほど空いており、そこに既に人が入って、中に進もうとしている。
つまり、穴を人が塞いでいる。
自衛隊の関係者が、すばらしい洞窟です、と言う。
あの狭い穴の先に、その洞窟はある。
位置から言えば、それは私の家の下になる。
少し心配だ。
穴に入っているのは、既に家を出ている隣家の奥さんだった。
懐中電灯を持って、穴に入って行くようだ。
私も懐中電灯を点灯したようだ。
夜なのである。
しかし、あの閉所をくぐることに恐怖を感じ、たじろいでいる。

 ☆

私が探索する勇気を出せないでいる洞窟が家の下に見いだされて、それは家=生活にとっての脅威ではないかと私は感じている。しかし、第三者が来て、それはすばらしい洞窟ですと言う。