アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

白い背景の夢

脈絡のない夢で、一部しか思い出せない。
白っぽい地面の上で蛇が死んでいるようだ。
黒っぽい蛇が殺されたらしい。
二匹死んでいたようだ。曖昧な記憶。
視線を走らせたのか、地続きの白い地面の上を、黒くて太い蛇が弱々しく逃げて行く。
その先には白い背景のなかに冬物らしい装いの多くの人々が少しお互いの間隔を空けて佇んでいる。
絵のような感じ。今思うと植田正治鳥取砂丘の写真を連想させる。
その人々のなかに、四つ足の獣(イノシシだろうか)が、ゆっくりと歩み入る。
その獣が女性に変わる。
黒っぽいコートを着ている。
私は慌てて、携帯で写真を撮ろうとするのだが、携帯がうまく機能せず、撮れない。
彼女は、左側の会堂(?)に入って行ったような気がする。

その後の断続的な夢で、私は何か、オレンジか薄いピンク色の見た目のぬるっとした食べ物を食べる。
その室内(?)に女性が入って来る。その人が私を無視しなかったので安堵する。