2016-01-23から1日間の記事一覧
『どんな夢にも、すくなくとも一箇處、どうしてもわからない部分がある。それは、それによつてその夢が未知なるものにつながつている臍の如きものなのである。』 高橋義孝譯・フロイド「夢判断・上」ーII 夢判斷の方法ーある夢標本の分析一八八五年(明治18…
白秋に帰れっていう気持ち。これは現時自己肯定のレメディ。現代詩がおそらく山本太郎(白秋の甥)辺りの時代に罹患した”長大化病・コンプレックス”への(自己)治療。しかし八木重吉では無く。あくまでも白秋。「一、終に、現時の予は文芸上の如何なる結社…
だれだねきみは? わたしは夕暮れにたたずむ男根神に出会ってしまった 彼は冬の美しい夕暮れに裸で立っているのだった それは私の”自我”だった *”月経樹”の冠が血を流している
わたしは落ち着き払った氣違いである。自分が造物主であることを微塵も疑っていない。そしてこの世界を作ってしまったことを深く後悔している。なぜなら誰も私の”作品”を理解してくれないから。私はいつも悲しい気持ちで作品たちをながめる。私が後悔してい…
フィヒテ「人間の使命」も終わりに近づいた。信仰とは?「しかし私は、自分が最高の知慧と善意の世界のうちにいることを知っている。最高の知慧と善意とはその計画を完全に見通し、それを誤りなく遂行する。だから私はこの確信のうちに安らぎ、幸いである。…