アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

白秋に帰れ! ー詩を書くことについての覚え書き

白秋に帰れっていう気持ち。これは現時自己肯定のレメディ。現代詩がおそらく山本太郎(白秋の甥)辺りの時代に罹患した”長大化病・コンプレックス”への(自己)治療。しかし八木重吉では無く。あくまでも白秋。

「一、終に、現時の予は文芸上の如何なる結社にも与らず、又、如何なる党派の力を恃む所なき事を明にす。要は只これらの羈絆と掣肘とを放れて、予は予が独自なる個性の印象に奔放なる可く、自由ならんことを欲するものなり。」  北原白秋邪宗門』例言

要は只これらの羈絆と掣肘とを放れて、予は予が独自なる個性の印象に奔放なる可く、自由ならんことを欲するものなり。(白秋)