アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2014-05-08から1日間の記事一覧

思想上の記号・仮想上の問題・本能的な考え方でしかない「自我、精神、物体、物質」はすべて”感覚複合体”に呑み込まれる。「感覚の分析」マッハ

物体が感覚を産出するのではなく、 要素複合体(感覚複合体)が物体を形作るのである。 ☆物理学者にとっては物体が、 持続的なもの、 現実的なものであるように見え、 これにひきかえ、 「要素」はこの物体の流動的なはかない仮象であるように見えるので、 …

しからば若し総ての[個別的なる]ものの上に或る一つの[普遍的なる]ものがないとしたならば、 知識は如何にしてあり得るであろうか・・・。 アリストテレス「形而上学」

なほ若し質量に何等かの賓辞的規定を加へた場合たる具體的個體を離れて何ものかが確かにあるとし、 事實それがある場合、 あらゆる事物にその事物を離れて何ものかがあるべきか、 或は或る事物にはそのものを離れてそれがあり他の事物にはそのものを離れてそ…

"自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録(質疑#2)を読む独逸語の勉強#23

Gewiß, jeder kann das nachprüfen. 勿論、だれにでも、そのことを確認することは可能なのです。Und ich habe nie etwas anderes behauptet, der da will, geradeso die geisteswissenschaftliche Methode kennenlernen kann, wie er die Methoden der Chemi…