アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2012-12-23から1日間の記事一覧

"Das Verhältnis der Anthroposophie zur Naturwissenschaft - Grundlagen und Methoden" "自然科学に対する人智学の関係ー基礎と方法"より、1920年6月20日シュツットガルトにおける講演録を読む独逸語の勉強#19

前回の続きーUnd dasjenige, was noch in einer gewissen Weise, wenn wir durch die Geburt ins physische Dasein getreten sind, diese Furchen verändert, das ist es auch, was heruntersteigend aus geistigen Welten überhaupt die Arbeit verricht, d…

基督抹殺論

秋水最後の仕事はキリストの抹殺だった。 獄中で逃れようのない死を前に、 一度は信じようとしたキリストの殺害を秋水は企てた。 秋水は世界思想的弑逆者として死ぬことを選んだ。 彼は果たしてキリストと刺し違えることができたのだろうか?

ヘーゲル「哲学史講義」 B.ソクラテスの哲学 三.ソクラテスの運命

個人の主観性を原理とし、個人のみちびきを仕事とするアテネ市民たらんとしたソクラテスは、その人格からして全アテネ市民を、ー多数の市民や有力な多数民のみならず、アテネ国民の精神を、ー相手とせざるを得なかった。アテネ国民の精神そのもの、その体制…

ヘーゲル「哲学史講義」 B.ソクラテスの哲学 二.善の原理 その4

さて、善が思考の目指す目的ですが、善をめざそうとすると、さまざまな義務が衝突する。国家の掟や慣習や生活の現実によって決着のつくこともありますが、ソクラテスの場合のように、知が自由に自立して正義や善の内容を決めるようになると、共同体の決まり…

三人の女性の夢

小さなテーブルを間に挟んで、三人の女性と向き合っている。冬の装い。右の人はツイッターでは知っているが、実際には会ったことのない人。しかし、夢の中では、あの人だなと分かっている。左の人は存在感が薄い。真ん中の人は、少し子どもっぽい赤いジャケ…