アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

キチガイ殿様とプルトニウム教ーここ二・三日の記録

今日(26日)は、久しぶりに東京に出た。ディープ新橋、ブレードランナーみたいに、レプリカントを追って走りました。秘密結社の会合は昔から飲み会で始まる。メーソンもそうだった。太平洋戦争前後の日本の運命におけるメーソンの動きを活写した徳本栄一郎の友人の方と呑めました。

昨日は必死剣鳥刺を見た。クリスマスに見るべき映画かどうかは果たして疑問ですが、記憶のなかで名画になっていく映画。音楽がひどく、ない方がいい位だった。主演の俳優は大根ぶりが不徹底で、かつ剣の使い手としては、身体がたるみ過ぎていた。

しかし、おそらく無声映画の頃からの日本映画の伝統である、悲壮な大団円、権力に刃向かう個人の戦いの、理性も理屈も超越した、原初的、神話的とも言える、危険な引力圏に、われわれを引きずり込む魅力は確かにありましたね。それゆえの記憶のなかで生きる映画です。音楽さえもっとマシだったらなあ!

馬鹿殿を籠絡する側室役の女優が、やはりどこか、西洋の女性が着物を着たような感じでした。元モデルらしく、着物向きの体型じゃないせいでしょう。スタイルが良すぎるのでしょう。ぼくは好きですが。演技は説得力があった。売り出し中の人らしい。

地平線低くすばらしい満月。ご存知でしょうか。満月は宇宙の力を地球に向けて集光するレンズなのです。

忘年会は、みかんさんと会えて、良かった。どこか、真剣を懐に秘めたような人です。私もそのようにありたいものだが、ちゃらんぽらん過ぎる。

Oさん(朧塚氏)が自分は右か左か分からない、と言っていた。私について考えると、右から見れば左に見え、左から見れば右に見えればいいか。宗教で言えば、キリスト教徒から見ればシントイストであり、神道から見れば基督教であればいいか。孤独な位置と言うより、人智學的な、より原理的な位置だと思っている。

@georg_trakl 貧困界隈の集まりに熱心に出ている朧塚さんが、昨日の忘年会で、福祉・生活保護政策の観点から、全く同じ結論を出してました。私は、米国のネオリベ的後追いをする保守政治家、現在の米国的地獄に日本をも引きずり落とす保守政治家どもをネオリベサタニストと命名してます。

会長 西澤潤一「社団法人原子力燃料政策研究会」 http://www.cnfc.or.jp/j/about/index.html … ”研究会では、唯一の被爆国である日本として、核兵器を地球から廃絶するためにも、プルトニウムの平和利用を積極的に進めるべきであると考え、活動を続けています” 西澤潤一、こんな事やってるのか


敗戦後の科学技術立国で身を立て名をあげた技術エリートの最晩年が、狂信的科學主義カルト教団の領袖とは、事実は小説よりも奇なり。未だに信じられません。御願いすればプルトニウム飲んで見せてくれるかも知れない。@yuyujiai プルトニウム飲んで応援でもしてろよ、と言いたくなりますね。

@georg_trakl 老人年金安定生活世代が完全にTV洗脳されていて、しかも投票する。一方、若い世代は教育の成果で政治に無関心で主体性が持てず、投票も行かない。結果、自民党圧勝。マスコミに悪者にされた政治家は復帰できず、テレビタレント出身の怪しい政治家が勃興・支配する日本。

山口祐二郎 ‏@yamaguchiyujiro
今回はけっこう話しかけられた。東電本社付近に行けば、いつも脱原発ヤローがいるのをみんな望んでいるのかもしれないと感じた。

今井正「武士道残酷物語」。陰々滅々とした話が続くつらい映画。強いヒトや痛快な人はひとりも出てこない。キチガイ殿様の系譜物語としての一面があるので、今の政治家を理解する上で、参考になるかも。ノコギリ挽きの刑とか復活したいのかも知れない、死刑存続派の誰彼。江原真二郎の殿みたいに。続→

有馬稲子が妖艶だった。加藤嘉が相変わらずの演技力でギョッとさせる一瞬の表情。岸田今日子森雅之の元禄エピソードも怖いですよ。こういう変態はイヤだという見本です。今井正切腹」にはカタルシスがありましたが「残酷物語」の方では、光明はか細く頼りないまま終わる。現代の日本人の話として。

原発プルトニウムにご執心の保守党二世三世議員と、今井正「武士道残酷物語」で描かれたキチガイ殿様(地方藩主)のイメージが重なってくるんですよ。どう考えても、理性の歯車がはずれているんだな。現代のキチガイ殿様による被害は、しかし、地方の藩に留まらない、日本人全滅させる規模だ。

しかし、未だにそう言うキチガイ殿様に忠信を誓って、票を入れ続ける人たちは「武士道残酷物語」の主人公(中村錦之介)と変わるところがない。今井正の日本人像は、残念ながら21世紀の今も通用する。そういう”武士道な”日本人が遂に日本そのものを滅ぼすドンズマリまで来たのが、今の政治状況か。

プルトニウム教団ホームページ】プルトニウム教による”トモダチ作戦”の概要がつかめます。自民党民主党、建設会社、商社、もちろん、三菱、日立、国際関係も。素晴らしい内容ですよ。ぜひ、ご覧下さい。教組様は西澤潤一先生ですね!! http://www.cnfc.or.jp/j/link/index.html

プルトニウム教が実は、世界最大の”宗教団体”なんだな。カソリックもたじたじですね。

@georg_trakl まあ、本当にどうしようもない状況が迫っているけど、生きること=闘うことと覚悟するしかないのかも知れませんね。服従は御免被りたい。人と人のつながりで、がんばるしかないでしょう。恐竜と一緒に滅びるのは、御免だ!!!

さすがストレンジ・ラブ博士。 おみそれしました! ICRPも出てないですね。 @4486292 なかなかいいリンクですね〜。総本山のWNAがあえて出てないところがまた味わい深い。http://www.world-nuclear.org/