アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

誤射の夢

鬼武者」の松田優作のイメージの武士と一緒に当時(つまり武家時代)の室内にいる。
自分たちは謀られ、部屋の周りには敵が討ち入るべく待ち構えていることを悟る。
われわれはそのつもりで構えている。
業を煮やした私はふすまを一枚あけると、二名の人影を見たので、弓を射た。
それはダミーで、隣室にいたのは日向の日差しに向かって座す人形であった。
私は、そのうちの一体の背中に反射的に弓を射たのだった。
夢から覚めて、夢にせよ、背中に弓を射るのは卑怯者の仕業であり、全くの誤射だったと反省した。

さして広くもない室内で弓で闘うのもどうかと思います。
夢なのでそうなるのでしょう。