アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

紙の蝶の夢ー宗教的退行現象としての唯物論

人智学的には、唯物論を信じ切ることなのですけどね、死後の魂が救済されない決定的な条件は。一般庶民よりもむしろ生半可なインテリが危ない訳です。こんなこと言ったら、カルト君か。しかし、物質(過程)の中にはいかなる意味でも精神の根拠は無いんですよ。物質の研究者である私には断言できます。

唯物論者が物質過程の中から精神が出現すると信じているのだとしたら、それは完璧な物神崇拝であり、最も低レヴェルの原初的宗教形態ではないだろうか。あるいは精神なんてものは幻想だとでも?

最近、記憶できるような夢を見ないのですが、今朝は蝶の夢を見た。それが、ベージュ色のクラフト紙というか、そんなもので出来ている。その蝶がひらひら飛んでいる。新しい夢です。唯物論のイメージかな。紙で出来た魂の夢。