風邪で寝ていて、夕方に見た夢。
家の庭で、蛇が一匹、目の前を通りすぎる。蛇は落ち葉と枯れ枝の堆積の中に紛れ込む。その正面に回ってのぞき込むと、三匹の蛇が潤んだような生き生きした状態で頭を出していた。鮮明な夢。
伝説によれば、ローマ皇帝ドミティアヌスは聖ヨハネに死刑を宣告し、一度は油の煮えたぎる釜で揚げ物にしたが、ヨハネの身体に火傷一つ負わせることが出来なかった。二度目は、毒杯を飲み干させた。この時、飲み物のなかの毒が蛇と化して分離して逃げ出したたため、ヨハネは無事だったと云われている。生き延びたヨハネは晩年、黙示録を書き残す。
Signs & Symbols in Christian Art (Galaxy Books)
- 作者: George Wells Ferguson
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 1966/12/31
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今年は初夢から蛇の夢を見続けてきた気がする。その意味は決して一元的なものでは無いだろうが、上のような解釈に従えば、初夢からして、見えない放射能と闘うことになる自分(たち)を予知した夢だったという見方も出来るかも知れない。