アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

明日は横浜で『9・3右から考える脱原発集会・デモ in横浜 -子供たちの食の安全と麗しき山河を守れ!』私も行きます。あなたも日本の歴史に参加しませんか。

近所でデモが見られる時代になってきましたね。
明日の横浜の針谷さんたちの主催する脱原発デモも、横浜近傍の方は、散策がてら、参加されてはいかがでしょう。
私も、針谷さんたちのデモを支持してきた一人として、参加します。
今回は、ローカル色が強いデモですが、地域での脱原発運動の在り方・方向性を考える上で、色々と学べるのではないかと期待しています。

私は、実は、午前中に「藤島武二・岡田三郎助展−女性美の競演」(横浜そごう美術館)という絵の展覧会に行くつもりで、それも楽しみにしているのです。

色々な方が、「デモ論」を考察したり主張したりし始めた現在の日本ですが、原発問題を真剣に考えている方にとって、ともかく、実際にデモに行って、参加するなり、観察するなりするのは貴重な経験になります。何よりも、現代の歴史に参加する事が出来る、またとない機会です。百年位してから、今の時代を背景にした映画や小説作品が作られたとして、福島の原発事故と、それに対する人々のリアクションは、重要なモチーフ、欠くべからざる歴史の一コマになるはずです。私は、後生の日本人に恥じるところがないように振る舞いたいと思うのです。

____以下貼り付け開始____

【最終報】9・3右から考える脱原発集会・デモ in横浜 -子供たちの食の安全と麗しき山河を守れ!-

前回の7・31右から考える脱原発集会&デモin東京では、経産省原子力保安院東京電力を通る事から抗議を主体としましたが、
今回は街行く市民への訴えを主と考えています。
コンセプトは訴え。
横浜で有名な伊勢佐木モールの歩行者天国をメインのコースとして、横浜市民との触れ合いの中で、
「福島の子供たちを救う事は横浜の子供たちを救う事に他ならないんだ」という事を、
「子供たちの食の安全と麗しき山河を守れ」という言葉のもとに訴えて歩きたいと思います。

日時:平成23年9月3日(土曜日) 16:00より集会 17:00よりデモ

会場:横浜公園 (神奈川県横浜市中区) http://www.mapion.co.jp/adress/14104/102/

(最寄り駅 横浜市交通局1号・3号線「関内駅」1番出口から徒歩5分/JR根岸線関内駅」南口から徒歩1分)

デモコース:横浜公園横浜市役所前→馬車道交差点左折→伊勢佐木モール通行(車両なし)→オデオン前左折→長者町5丁目左折→羽衣町1丁目右折→大通り公園解散


注意事項

1)当日は猛暑が予想されます。飲料水や帽子などの用意をお願いします。(万が一のために備え救護班をデモ隊最後尾に配置する予定です。)

2)各団体の幟や旗及び趣旨に相応しくないプラカードや服装・言動はお断りとさせていただきます。

3)当日は繁華街である伊勢佐木モールを通り、歩行者の中に流れ込みアピールします。声高に電力会社や国を批判するよりも、給食問題や子供の安全について視覚や創意工夫で訴えかけるデモを目指します。家族連れへのアピールの為、風船を配る予定です。

4)当日は記録撮影及びライブ中継を予定しております。顔を写されたくない方はマスクなどの用意をお願いします。

5)当日、ビラを配布したい方は受付ブースを設けますのでお申し出ください。また、事前に申し込まれた方を含め取材を希望される報道機関様も同様に受付ブースを用意しておりますので取材前にお申し出くださいますようお願いします。なお、ビラにつきましては趣旨に反するものについてはお断りをさせていただく場合があります。

6)現在、台風が日本列島へ接近しています。予報によりますと、9月2日から4日ごろが最も接近する見込みになっています。状況などによりましてはデモ・集会などを中止する場合があります。当日の公式ブログ並びに公式ツイッターなど、当運動体からの公式連絡にご注意くださいますよう、よろしくお願いします。

_____貼り付け終わり____

追記:原発問題は、人類文明の問題であると同時に、日本人の生き方・文明の意志的な選択の問題(=民族の問題)として捉えなければ、解決が出来ないと私は思っています。経済問題として論じる限り、インチキなデータを持ち出す経済評論家等のマスコミを使ったプロパガンダに振り回されるばかりでしょう。安全問題として論じても、同様な傾向が現実を支配している事は、よく知られていると思います。グローバリズムを僭称する勢力(原発問題をウラン鉱山の問題から考え始めてみて下さい)と闘う主体が、今のままでは結局確立できないのです。主語(=日本人)の無い運動は無力です。頭のいい評論家たちの多くは、結局、他者に対する知的優位を示すことばかりが自己目的化していて、自己顕示欲を満たすことだけで終わっています。彼らは先駆的な少数者になる勇気を持っていません。このブログにも少しずつ書いてきたつもりですが、今後も少しずつこの観点から書き続けるつもりです。