アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

2012-07-21から1日間の記事一覧

大日本三千年紀研究會のためのメモ 「トーマス・ミュンツアー:ドイツ農民戦争と革命の神学」より、「農民戦争・宗教戦争の前提としてのローマ教会によるドイツ人の搾取」

・・・・教皇制は、中央集権的な民族国家が形成されたところでは、どこでも、経済的・政治的・イデオロギー的勢力を失っていた。だからこそ、経済的には強力であるが、政治的には弱体な、ドイツのような国に関心を向けていたのである。ドイツは引き続き、教…

大日本三千年紀研究會のためのメモ 「トーマス・ミュンツアー:ドイツ農民戦争と革命の神学」

・・・・先にマルクス主義的アプローチと非マルクス主義的アプローチとの相違の具体的な一つの表れについて述べたが、この相違は、ミュンツアーに限らず、取り上げられる人間の主観的意図とその人間が演じた客観的な歴史的役割との食い違いが大きければ大き…