アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

福島原発事故はアメリカGE社の製造責任 津波以前にGE製の炉心緊急冷却装置が壊れていた 

福島原発の事故に関して、津波が来る以前に、地震でGE社製の炉心緊急冷却装置が壊れたことが現在の大事故を引き起こしているという指摘を副島隆彦が行った。マスメディアは相変わらず、トモダチ作戦とか、一般アメリカ市民の善意の報道一色で、このような肝心の問題を全く取り上げていないようなので、せめてネット上だけでも、このような認識が広がると良いと思う。トヨタ車誤動作問題であれだけ日本メーカーを糾弾し続けたアメリカ(しかも、冤罪・でっちあげだったことが判明した)に対して、日本にGEの製造責任を追及する権利があることはアメリカ人も認めざるを得ないだろう。副島隆彦の云うように、最高責任者を逮捕して日本で裁判にかけるというのは正当な考えだ。

   _____以下貼り付け開始_____

 今度の、原発巨大事故の大凶事の、本当の原因は、GE(ジー・イー、ジェネラル・エレクトリック)社が作ったのだ。GEこそは、犯罪者である。GEの最高責任者たちを、日本の警察は、逮捕して、日本国で裁判に掛けなければならない。

 GE社製 の緊急の炉心冷却の装置(ECCS,イー・シー・シー・エス)が、津波で流されて動かなったのではない。その前の地震の時に、壊れたのだ。だから、予備の緊急の電源盤と、ジーゼル・エンジンとポンプが、地震で、案の定、作動しなかった。だから、12日午後3時36分に、1号機が水蒸気爆発して建屋が吹き飛び、続いて14日午前11時1分に、3号機が水蒸気爆発した。この時に、小さな きのこ雲が立ち上(のぼ)った。

 さらに続いて15日の午前6時14分に、2号機の圧力抑制室(あつりょくよくせいしつ、サプレッシン・チェンバー)が爆発して損傷して、放射能が漏れた。そして、同じく15日に、4号機の使用済核燃料が火災を起こし、米軍の特殊部隊が消し止めたのだが、よく16日に再び出火して、それを自衛隊のヘリコプターが空から水を入れようとしたが、役に立たなかった。
 
 それで、このあと2日間の準備をして、18日の午後1時半に、東京消防庁ハイパーレスキュー隊が、高層建築の火災用の特殊消防車で、1200トンの水を注入することに成功して、使用済み核燃料のプールの水不足の危機を回避した。この18日の丁度同じ午後1時半に、私は、南の富岡町で、原発8キロから、原発を望遠して、放射能の測定をした。

 すべては、GE社製の 緊急の冷却装置が動かなかったからだ。オンボロの、故障の多い、冷却装置であることを、GE自身が、よく分かっていた。だから、青ざめたGEが、アメリカ政府に報告して、急いで、7台のガス・タービンの冷却用のエンジンを空輸すると、申し出ている。14日のことだったと記憶する。

 アメリカが、自分ですべてを設計して、すべてを日本に送り出し、日本人の技術者たちに手を触れさせないようにして、そして、欠陥であると分かっていた、緊急用の冷却装置だったのである。この件で、20年ぐらい前に、GEの3人の技術者が、自ら設計したものであることを知っているので、抗議して退職している、という新聞記事がある。あとで示す。

 日本の日立と東芝(この2社は、実質は、GEの子会社なのだ。この大きな真実を業界人なら知っている)の技術者たちが、このことで怒り狂っているという。「もっと早い時期に、緊急冷却装置と電源盤を、日本製にすべて取り換えておくべきだったのだ」と、現場をよく知っている技術者たちが、上を突き上げているという。 だから、今度の福島第一原発の凶悪事故では、GEという会社の責任が一番、大きいのだ。これから、このGEの責任を、日本国民は、徹底的に、追及しなければいけないのだ。

    ___以上貼り付け終了___

話は変わる。
NHKの報道姿勢は、やはりイスラエル寄りである。それは、昨夜(一昨夜?)のエジプトのリポートで、ムスリム同胞団の印象が悪くなるような編集にも現れていたし、イスラエルの素人臭いバンドが日本応援ライブを開いた(客も盛り上がらず、借りてきた猫状態)などと云うどうでもよい「ニュース」をわざわざ流していたことにも現れている。NHKは、私の印象ではTPP推進、郵政民営化賛成なのだろう。NHKは政治的には、竹中平蔵と同罪の「外資に日本を売り渡そう派」だと思う。