アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

要人を暗殺する夢

やはり、もう一人の人物が一緒にいる。
しかし、彼は一度も視界には現れない。

私は、要人を暗殺したようだ。
邸宅。旅館のようでもあるが、その一室(洋間?)の壁の内部になぜか要人がいて、壁には既に小さな黒い穴が二つ開いている。私は念を入れて、更に二発ピストルを撃つ。鋭い黒い穴が四つに増える。壁のような、蓋のようなものを開けて見ると、既に緑色に苔むした要人の髑髏があらわれる。

私は相棒と、現場脱出を急ごうとするが、そこで、宿帳に住所氏名を書いたことを思いだして悔やむ。監獄では買い込んだ本が自由に読めない。要人のお嬢さんの愛を裏切ったことを思い、暗澹たる気分を噛みしめた。

後半は、雷蔵のスパイ映画「陸軍中野学校」風の展開で、自分でも書いていて恥ずかしくなる。明らかに、昨日の「脱原発浅草モデ」の行動を補償する内容である。自分のidentityの露出に関してのささやかな心配と、思った以上に穏やかな展開になったことへの背反する気持ち。

昨日のモデのリポートは、もう少し休んでから書くつもりです。