2013-03-28から1日間の記事一覧
対話中の人物たちのふるまいを表現する調子には、 教養人たちの高尚この上ない(アッティカふうの)洗練が見てとれます。 それを見ると、 自由な態度とはどういうものかがわかる。出てくるのは、 身の処し方を心得た紳士たちです。 礼儀正しいというだけでは…
・・・哲学の本質はかわることがなく、 後続の哲学者は閃光の哲学を自分のうちにうけいれるのが当然のことで、 ー かれの独自性はそれをどう発展させるかにかかっているということです。 哲学は芸術作品のような個別的なものではありません。 ☆ 哲学の土台を…
(プラトン哲学を把握する際の)べつの困難をいう人がいて、 かれらによると顕教的な哲学と密教的な哲学があるという。 テンネマンはいいます。 「プラトンはどんな思想家にもゆるされる権利を行使して、 自分の発見のうち、 つたえるにふさわしいと思えるも…