アームチェア人智学日記 改

或る奴隷博士の告白

空想的な話 空売りと地震兵器

私は経済に疎いことを何か人間的な高尚さの証しのように長い間思っていて、その報いを今になって受けている人間である。東電関連で今話題の勝間某女史の爪の垢でも煎じて飲みたいと思っている。独身であれば自分が損するだけで済む話である。しかし、家族がいるとなると、本来もっと楽に生活できるところを無用な苦労をかけてしまうことになる。話がいつも通り、まどろっこしいが、本題に入ると、私は今日、初めて、株の空売りということを知った。普通は株が値上がりすることで株主にもうけが入るわけだが、空売りの場合は逆で、予め、ある株が値下がりすることを予測して、その株価の下落を利用して儲けるという合法的経済活動(私ははじめ犯罪だとはやとちりした)である。
以下の本によると、9・11の世界貿易センタービル崩壊によって損害を受けた38銘柄の株式の空売りを行って儲けた集団があり、アメリカ証券取引委員会によって、イス拉エル市民だと特定された。しかし、(9・11事件が本当はアラブのテロリストによるものではないことが明らかになってしまってはいけませんということで)結局FBIはこの件を追求しなかったそうだ。
東電の株が今頃暴落しているのだと思う。もし、この時期に、東京電力の株を空売りして大もうけしている集団がいたら、地震兵器の話も信憑性を帯びてくるかも知れない。それどころか、東電だけではなく、震災直後に下落したであろう日本の会社の株式ならすべてが該当することになる。この震災に乗じて空売りで大もうけしている集団が見付かったら、ネット上の空想の産物だと思われている(私も信じられないが)地震兵器がいよいよ現実味を帯びてくる。
今回の大災厄の直前に、太田龍監訳・アンドリュー・ヒッチコック著「ユダヤ・ロス茶イルド世界冷酷支配年表」という長たらしいタイトルの本を買って読んでいた。ちょうど今、9・11の部分を読んだところで、そんな空想にふけってしまったのだ。それにしても、イス拉エルの震災援助が医師団の派遣というのが、この本を読んでいる私には引っかかる。まさか、被曝のデータを取りに来たのではあるまいが。人の善意を素直に受け入れられなくなったら悲しい。しかし、事故が起こるまでは、原発は素晴らしいという宣伝も笑顔で行われていたことであるし、日本人(の一部)が疑い深いイヤな奴になってしまったとしても仕方がない。
上記著作によると、ロス茶イルド・ファミリーがイスラムを憎むのは、その成立初期からのことである。それは何故かというと、イスラム教ではコーランにしたがって、銀行が金を貸す際に利子を取ることを禁じているからなのだ(Wikipedia:「イスラム銀行」参照)。貧乏人にはもちろんこれはすばらしい。しかし、銀行家(金貸し)にしてみれば、これほど憎たらしい連中はいない。金融支配と言う手段が及ばない唯一の相手がイスラムなのだ。実は北朝鮮もその意味では「独立国家」であるらしい。